竹亭書院
竹亭書院は、霊岩郡郡西面西胡亭にある。1681年に朴成乾を祀るために建てられた書院で、その後、朴権や朴奎精、李晩成、朴承源などが祀られ、現在は5人の祭祀が公的に行われている。朴成乾は[錦城別曲]を書いた国文学思想の重要な人物で、長水県監を経て故郷の鳩林に戻り子孫の教育と村里の訓化に力を入れた人としてソンビ(儒教者)達のあいだで広く仰がれていた人物である。大院君の書院撤廃令により1868年に廃止されたが、1961年に重修復原され現在にいたっている。現在の建物は、3つの部屋のある切妻屋根をした祠堂や講堂、朝陽斎影堂、花樹亭などがある。